ブータンの人の顔
病院の受付機のまえで補助をするボランティアを始めて約10ヶ月となりました。
毎週水曜日、朝8時30分~11時まで立っていると、約1250人がカードを入れて受付けをして通り過ぎます。そのうち、応対するのは40~50人でしょうか。質問する人が重なりかなり忙しいこともあります。
患者さんへの応対は、できるだけ注意を払ってきたつもりですが、今日は、もっと丁寧にやってみようと思いました。
もともとが、試験研究の仕事をしてきたので、それらしき顔つきを少しでも変えようと、まずは気持ちを穏やかに持つことから始めました。
しばらくして今日は、ちょっと違うかなと良い気分になりました。
当病院の患者向け接遇アンケートによると、職員が笑顔を心がけているとお思いになりますかという設問に、入院患者さんは約75%、外来患者さんでは約60%が思うと答えています。外部からみるとかなり良い点数ではないかと思います。
新聞の養老孟司さん紹介文のなかに、仏教国ブータンでは、「ピールに飛び込んだハエでさえ、今のはあんたのじいさんかもしれない」と言って逃がす。
富士山には虫がいないが、四千メートル級のブータンの峠には虫がいる。ヒマラヤは海から隆起したので、虫も自分たちがそんな高いところに棲んでいると、まだ気がついていないのではないか。
ブータンの人の顔は、昔の日本人のようにみな違う顔をしている。でもなかに見慣れた顔がいると思ったら、政府の役人だった。
それで気づいたよ。現代の日本人は組織にしばられた役人顔なんだな。
という視点もおもしろいですね。これだけが真実ではありません。
いつもネクタイをして白いワイシャツで受付機のそばに立っています。
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