近くの集落の農家組合研修会で、1時間の講演を終えました。
これまで仕事上いろいろな研修会の講師や学会発表、講演などをしてきました。若い頃は緊張して、汗をかきながら話したことが何度かありました。年を経たり、回数を重ねることにより、段々に慣れてきました。
ある年、上山田町の文化会館を会場として、県下全域の農業関係者約500人の聴衆の前での講演を依頼されました。数ヶ月前から気持ちはブルーで、立ち往生したらどうしようなどと、余計な心配をしていました。
講演はスライドを使用し、十分な下準備をすると共に、いろいろな不測の事態への心構えを決め、本番に望みました。案の定、途中でスライドが動かなくなりましたが、慌てることなく、「スライドが回復するまで、スライドなしで話を進めさせていただきます」と中断することなく続けることができました。
講演が終わった後は、安堵感と満足感を覚え、いつか1000人の聴衆の前で話をしたいと思いましたが、そんな機会はありませんでした。
自治会の育成会長をしていた時、夏のお楽しみ会の前に「ふるさとの地形」という題で話をすることになりました。小学生約20人が対象でしたので、分かりやすい資料と話し方で臨みました。
しかし、小学校の1、2年生も含まれており反応がいまいちでした。そう気づいた時から、「これを知っている人は手を上げて」、「これはどう思う」などと対話方式に変えてから、話が盛り上がりました。終わってから家内にどうだったと聞くと、「1時間、子供達を飽きさせなかったからそれでいいんじゃない」、ということでした。
今回は、知人から農家組合の研修会での講演を依頼されました。題名を「農耕の起源とヨーロッパ事情」とし、公民館の中央の机に置いたパワーポイントで作成したパソコンの映像を、車座になって見てもらいました。内容は、
農耕の起源
(1)稲作の起源と日本への伝播 稲の起源地は、インドのアッサムから中国雲南省の山岳地帯です。稲作は、長江の中下流域に定着し、さらに日本へ伝播しました。日本人は、縄文人と弥生人の混血で、稲作は弥生人がもってきました。
(2)麦作の起源と四大文明 人類はアフリカで猿と分かれ、新人もアフリカの一人の女性から誕生しました。農耕は、西アジアで麦類の栽培と牧畜により始まり、起源地は「肥沃な三日月地帯」と呼ばれています。世界の四大文明は、メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、中国文明で、大英博物館とルーヴル美術館の展示物を紹介します。
ヨーロッパの名所と農業事情
(1)イタリアの文化遺産 世界の食糧生産の概況にふれ、イタリア人の食の豊かさと名所を紹介します。
(2)欧州連合(EU)と旧共産圏 数年前にEU15ヶ国に旧共産圏の10ヶ国が加入し、EUは現在、人口約5億人となりました。EUのキーワードは、世界平和、地球環境の改善、食料の自給であると考えました。
(3)オーストリアの農業 オーストリアは、有機農産物生産を現状の10%から30%へ拡大を図っています。
(4)北欧人の生活 収入の半分が税金で、消費税は25%ですが、教育費は無料で、18歳で子供は自立します。ノルウェーでは、一軒に一艘の船があり、アウトドアの余暇を楽しんでいます。
もし、講演の希望があればアクセスして下さい。個人のパソコンで説明しますので5~20名程度です。先日、新潟県鯨波へ海水浴に行って来ました。夏休みで子供達がたくさん遊んでいました。夏休みの宿題など稲麦に関わる子供さんの質問があれば、このブログで何でもお答えします。
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